20 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~
うちの母の姉(伯母)とその一家は、とんでもない薄情者。
私が消防の頃、祖父が約半年程入院していた時の事。長女で
かつ病院から一番近い所(車で30分未満)に住んでいたくせに、
伯母が見舞いに来たのはたったの1回30分。泊りがけの付き添いは
ついぞしなかった。なんでも亭主と舅夫婦が口うるさく、家事から
手が放せないだとか。祖母1人で付き添いを続けるのが体力的に
きつい事を知っててこの仕打ち。
私の母(次女)は週末など折りを見ては4時間以上列車に乗って
泊りがけの介護をしたものだ。もちろんその間家事は父と私で
分担したが、一言も文句を言ったことはない。母の弟の嫁たちも
交代で付き添いをしてくれただけに、なおさら母は伯母に腹を立て
かつ恥ずかしがっていた。
私も休みの際は何回か見舞いに行き、あるいは叔母(叔父の嫁)が
泊りがけの間は祖父の留守宅で年少の従兄弟のお守りなんかも
引き受けていた。しかし伯母の夫とその子供(従兄弟)に至っては
ついに1度も見舞いにすら来なかった。
21 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 
祖父の通夜の席上は修羅場だった。まず母の弟(長男)が伯母に
何でもっと親父(祖父)を看てやらなかったんだ、とかみつく。
伯母が適当な言い訳をしていると、やはり満足に看れなかった
母の一番下の妹が、私ももっと看病したかった泣き出す。叔母は
病院から遠い所に住んでおり、かつその時乳飲み子を2人もかかえて
いたが、お姑さんが理解のある人で可能な限りのことはしたと親戚中が
知っている(私がお守りをしていた間、1,2回は付き添いをして
いる)。だから叔父はお前に言ったんじゃないと慌てて宥めるが泣き
止まない。
そのうち祖母も父さんのことで兄弟げんかなんかして欲しくない、と
泣き出す。たまりかねた母が伯母の夫に「もうちょっとおたくの一家は
配慮があってもいいんじゃないか」と文句を言う。するとこのバカ夫、
ヘラヘラ笑ってかわしつつ、後で父に「いや~、○○さん(母)に
こっぴどくやられましたわ」とイヤミ言う始末。
やがてこの一家帰り支度を始める。なんでも姑夫婦の明日の朝食の支度が
あるとか。腹が立つ前に呆れ返ったが、まあ争いの元が去ったお陰で
かえってせいせいしたがね。

ちなみにこの時は金銭トラブルがない分まだ実害はなかったのだが、
のちにこの一家、金の件でも一族中に迷惑をかけてくれることになる。
それはまた別の機会に。


23 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 
ではリクエストにお応えして
初めにこの話をするに当たって、伯母の嫁ぎ先の状況を説明しておく。
舅夫婦はなかなかの小金持ちで、かなり広い土地の他にアパートを
1件経営していた。しかし相当なケチで、息子夫婦と同居している
にも関わらず、生活費は一切入れていなかったそうである。
親が資産家なせいか伯母の夫は金にルーズだった。一応仕事はしていた
もののどれも長続きせず、最後は採算がとれないような自営業をしていた
そうだ。まあ親の遺産をアテにしていたのだろうが。また大変なミエっ
ぱりで、父に向かって「この辺一帯は全部ウチの土地だ」などと自慢した
こともある。後で父は「自分で稼いだものでもないのに偉そうに言うな」
と言っていた(別にひがみではない)。ちなみに父の祖父はそれ以上の
大地主だったが農地解放で土地を全て失ったので、余計そう思ったのかも
知れない。
こいつの息子(従兄弟)が、また父親そっくりの金使いが荒い男。
私より1つ年下なのだが、小学校低学年の頃から常に財布に万札を忍ばせ、
おもちゃ屋などで3000円、5000円するようなものを平気で
衝動買いしては、私に見せびらかしていた。ちなみに私の月の小遣いが
1000円だった頃の話。子供ながらに「こいつの親はどういう教育しとるん
じゃ?今からこの金銭感覚では、将来必ず金で身を滅ぼすぞ」と思ったものだ
(繰り返すが決してひがみではない!)。

以上が祖父が亡くなる前後の話である。なお舅が資産家と言っても、
当然だがそのことで祖父母が便宜を図ってもらったり、世話になった
という話は一切ない。それを理解した上で次を読んで頂きたい。
26 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 
半年後、祖母と同居している叔母から電話があった。どうもまだ伯母が無心に
来ているらしい。激怒した母は伯母に電話したが知らぬ存ぜぬの一点張り。
さらに「あんた(母)のとこの返済、ちょっと遅れるかも知れない」だと。
まだ2年半も先のことなのに今から踏み倒す気だな、と母は怒り出す。
借用書を取っていなかったらどうなったことか。
母の分はともかくこれ以上祖母がむしり取られてはたまらない、とばかりに
とうとう母の弟(長男)がみこしを上げる。あの葬式以来最も伯母の一家を
憎んでおり伯母もそれを知っていたのでこの叔父には借金しなかったのだが、
叔父もさすがに他人事では済まされなくなり、兄弟全部を集め伯母夫婦と
今後を話し合うこととした。その際息子(例の従兄弟)が定職にもつかず
ブラブラしていることが問題となったので連れてくるように言ったが、
当日伯母は「息子は具合が悪くて家で寝ている」と言って夫婦だけで来た。
しかし伯母がトイレに行った間亭主に聞くと、今日は出かけているとのこと。
もうこの時点でどちらかがウソをついてごまかそうとしているのは明らかで
あった。またこの頃には舅夫婦の土地もアパートも全て人手に渡っていたらしく、
伯母夫婦は本当に無一文であったとか。結局いろいろ議論したものの具体的な
解決策は何ら見出せずお開きとなった。父曰く「ただあの夫婦を呼んでラーメン
おごってやっただけで、1日無駄に終わったわ」
27 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 
3年後、母への借金の返済期限。やはり送金はなかった。怒った母が伯母に
電話するとつながらない。どうやら電話も止められたようだ。激怒した母は
直接乗り込んでも取り返すと言い張る。父も私も「逆上した相手に刺されたら
どうする!確かに踏み倒されるのは悔しいが命がけで取り返す程のことはない」
と必タヒに止める。しかし母は「これは金額ではなくけじめの問題だ。このまま
見逃したら味をしめたあいつらが今後誰に迷惑をかけるかわからない。刺し違えて
でも取り返す!」と言って単身伯母宅へ乗り込む。結局さらに10回月賦とし、
これは何とか完済させた。
母の剣幕に恐れをなしたのか、その後この夫婦が親戚に借金して回ることは
なくなり、しばらくして破産宣告したとの話を聞いた。祖母がたかられることは
なくなったが、それならなぜ最初から破産宣告しなかったのかとか、祖母の
金はどうなるんだとか、なまじ親の遺産をアテにしていたから泥沼にはまったの
だと、非難ごうごうであった。

長々とすみません。なにせ20年に渡ったバカ一家のDQNぶりだったもので。
うちの一族も肝心なところで身内に甘いものだから、そこを伯母(正確には
その亭主と息子)につけこまれたようです。
引用元:http://etc.2ch.net/test/read.cgi/sousai/1029978186/
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