定年退職

    552 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2014/11/19(水) 06:49:50 ID:r8k3eYiIr
    見覚えのないスポーツカーが庭に入って来て、運転席から自分の父親がおりてきた。

    母は私が中学生の時に事故で亡くなった。それからは父と兄と私の3人で暮らしてきた。
    父は元来真面目な人だったが、母が亡くなってからはよりいっそう仕事に打ち込んでいた。
    父のおかげで私も兄も無事に大学を卒業して社会人になった。
    先日父が定年退職し、豪華な夕ご飯でも作ってあげようと実家に帰った。
    兄と2人で父の帰りを待っていると、庭に突然スポーツカーが入ってきた。
    お客さんか?と思ったら、兄が「このへんにあんな車乗ってる人いない。」と。(かなりの田舎なので近所の家の車もわかってしまう。。)
    車からは、父がおりてきた。
    ものすごくびっくりした。
    私や兄に一切相談せずに一括で買ってきたらしい。
    一言くらい言ってから買ってくれよ~と兄が言うと、父はごめんな、と笑っていた。
    驚きはしたものの、老後の趣味にスポーツカーなんてすげーなー、なんて夕ご飯は盛り上がった。(ロードスターという車らしい。私はまったく詳しくないのでよくわからないが、父なりにとてもロマンを感じる車だそうだ)
    次の日、助手席に乗りたいと父に言って、2人でドライブした。
    海沿いの道を走っていると、父が言った。
    「母さんな、欲しいものとかしたいこととかほとんど言わない人だったの。でもな、一度だけ、『スポーツカーの助手席に乗ってみたいなあ』ってぽつりと言ってたんだよ。
    結婚する前でお金も全然ない頃な。
    もうレンタカーだっていいから乗せてやればよかったなぁ、こんなに遅くなってしまった。」
    そして少し泣いていた。
    私が、「だーいじょうぶだよ。お母さん見てると思うよ。」と言うと、
    「今の言い方母さんにすごく似てるな」と笑われた。

    もうすぐお母さんの命日。

    350 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2016/10/20(木) 11:24:34 ID:949
    自分含め親戚の神経がわからない話。

    昔、親戚にA伯母さんという人がいた。
    親戚間で凄くバカにされていた。
    A伯母さんは「行き遅れw」「元祖職業婦人w」と語尾に草を生やした感じで呼ばれ、
    「いざとなって俺たちに頼ってくるなよw」とか
    「男に相手にされないままババアになっちゃってw」とか
    「蜘蛛の巣どころか塞がってるんじゃないのw」と集まりのたび笑われていた。
    A伯母さんは特に反論せず「やめてよもう」とか言うだけで
    なんとなく親戚中に「あの伯母さんはバカにしてもいい人」っていう空気が出来上がっていた。
    大人たちがそんなんだから子供たちも彼女を軽く見てた。
    お年玉をもらってもフンって感じでろくにお礼も言わない。
    彼女が隣に来ると大人の真似をしてヒソヒソクスクスしたりしていた。
    A伯母さんは定年退職するまで結婚せず、退職すると同時に行方不明になった。
    自杀殳したとか、外国へ行ったとか色々な噂があった。
    本当のところは東南アジアに移住したらしいんだけど(仕事でしょっちゅう行ってたらしい)
    当時は自杀殳説が有力だった。
    大人はみんな「どこで野垂れタヒんだか知らないが大迷惑だ」と言っていた。
    なんでお葬式もしないのに迷惑なのかわからなかったんだけど、数年もたつと私も高校生になり
    薄々事情が察せるようになった。
    どうもA伯母さんに節目節目でお金を借りていた人が多かったみたい。
    「下の子が受験の時はアテにしようと思ってたのに、行き先も告げず雲隠れなんて最低」
    と怒っている叔母さんが代表格で、要するに「金づるが消えて迷惑」って意味だった。

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