64 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2014/09/02(火) 15:45:37 ID:???
地元は九州の海岸沿い。昔も今も冬に雪は降るけど積もることはまずない。ウィンタースポーツで雪山ってのも、高校生とかはお金がかかりすぎるからまず発想すらない。
そんな所でわーわー過ごしていたんだけれど、進学した学校の修学旅行がスキーだった。

公立だったので家庭でスキーに行った事がある子なんてほぼいなくて、大体がスキー未体験。
私含め雪山未体験の子も普通にいた。

スキー板装着に苦戦、足をハの字にして滑るのに苦戦、こけたら起き上がるのに苦戦。
とんでもない所に来てしまったと思ったけど序の口だった。

インストラクターがリフトに乗ると言ってみんなを先導し超初心者コースのリフト乗り場に到着。
初めてのスキー場リフトに並んでいる間は興奮していたけど、乗る直前で気付いた。乗り降りのやり方教わってない!
アワアワしていたら、そこに立って!と怒鳴られてリフトが尻を掬ってくれた。搭乗成功。
そこからちょいちょいリフトが動きを止めながらも斜面を登って行く。
あっという間に降り場に着いたけど、やっぱり習ってないから降り方わからん。
どうやって降りると!?とリ混乱してリフト係に叫びながら聞く。
なんか言われたけどわからず足をバタバタさせていたらリフト止められた。
乗っている時止まってたのこれか…
腰がガクガクしながら降り場から離れると、クラスメイトがタヒ屍累々。運動神経良い子だけ生き残ってた。

そこからはもう本当の阿鼻叫喚で、止めてー!と叫びながら滑っていった友人が飛んで視界から消えていったり、滑りながらカーブをする練習中、先にスタートした友人が何故か私の背後を直線で駆け抜けていったり、一番感心したのは木にぶつかって埋れた友人の上に雪がドサドサと落ちて来た時。漫画の世界じゃなかったんだと思った。
例外なく私も滑りを止められず、リフト待ちの列へ突撃して、知らない男性.を柱代わりに抱きついて巻き込んでしまった。連続謝辞した。

本当に小学生向けのゲレンデだったらしいので、みんなも本能である程度スピードは杀殳せてたけど、止まるまではいかず修学旅行としては最悪だった。
また更に、レンタル手袋を脱ぐと臭う自分の手の異臭にも苦しめられたのも最悪だった。